施設について

ページID : 4519

更新日:2022年04月01日

場所

いわみざわ環境クリーンプラザは、東山町東部の丘陵地に位置しています。
住所:岩見沢市東山町297番地

工事の進捗

いわみざわ環境クリーンプラザが着工してから完成するまでの様子を写真とともにお伝えしています。

中間処理施設(焼却・破砕選別・リサイクル施設)

雪の中、クリーム色の壁面の四角い建物が立っている「いわみざわ環境クリーンプラザ」の施設外観写真

中間処理とは、「焼却」や「破砕」、「資源物の選別」など、収集されたごみを最終処分(埋め立て)する前に行う処理のことをいいます。岩見沢市では、中間処理施設として、燃やせるごみの焼却処理を行う”焼却施設”と、燃やせないごみ・大型ごみの破砕、資源物の選別等を行う“リサイクル施設”を整備しました。これらの焼却施設とリサイクル施設は合築し、共用できる設備は共用するなど、施設整備費や維持管理費の縮減に努めています。

施工の詳細
施工業者 荏原環境プラント株式会社
契約日 平成24年12月25日
契約方法 公募型指名競争入札
契約金額 48億6,150万円

施設の愛称「いわ☆ぴか」

新しいごみ処理施設が、市民の皆さまに親しみやすく愛される施設となるよう願いを込めて愛称を募集したところ、非常に多くのご応募をいただきました。
その中から、愛称選考委員会での選考を経て、岩見沢市北村の佐々木暁子様よりいただきました、『いわ☆ぴか』に愛称が決まりました。
佐々木様には、平成26年9月18日に感謝状を贈呈いたしました。ありがとうございました。

表彰状を読み上げる市長と、向かい合うようにして立っている佐々木さんの写真
表彰状をカメラのほうへ向けて笑顔で並ぶ市長と佐々木さんの写真

愛称の募集期間

平成26年6月1日(日曜日)~平成26年6月20日(金曜日)

応募総数

323名の方から、353件のご応募をいただきました。

選考方法

愛称選考委員会で厳正な審査の上決定しました。

選考委員

  • ごみのより良い始を進める市民会議 代表委員長 春木 芳則
  • 岩見沢市衛生協議会 会長 大友 敏幸
  • 東山町会 会長 岡 嘉彦
  • 岩見沢市環境部長 八木 昌黄

北海道教育大学にご協力いただき、「いわ☆ぴか」のロゴデザインを制作いたしました。

いわぴか

制作者

北海道教育大学岩見沢校 デザイン研究室 善明 久瑠海(ぜんめい くるみ) さん

指導・監修

小北 麻記子(おきた まきこ) 准教授
小北先生には、岩見沢市のカントリーサインの制作にもご協力いただいております。

コンセプト

読みやすく、「いわ☆ぴか」の語感に合い、両端の矢印が資源循環を想起させマテリアルリサイクル・サーマルリサイクルを担う中間処理施設の役割に合致する。

焼却施設

「燃やせるごみ」を焼却処理するための施設です。衛生的な処理ができ、埋め立てる体積を大幅に縮減することができます。焼却によって生じる熱を利用して発電を行い、施設内で利用する計画です。

処理方式

24時間全連続ストーカ炉

ストーカ炉

ストーカ(火格子)の上でごみを撹拌、移動しながら燃やす形式の焼却炉で、日本国内の焼却炉で最も多く使われている方式。

全連続炉

24時間連続してごみを処理する方式の炉のこと。最初にごみの燃焼がはじまると、以後はごみの持っている熱量(エネルギー)で燃え続けるため、燃料を使いません。(注意)

処理能力

1日あたり100トン(1日あたり50トン×2炉)

発電効率

12%以上

燃料を要する場合

  • 炉を停止するとき・炉を動かすとき
  • 処理するごみの量が極端に少ないとき
  • 処理するごみの内包する熱量が極端に少ないとき

生ごみなど、水分を多く含むごみは、内包する熱量が少ない(燃えにくい)ごみに該当します。このようなごみを低質ごみといいます。一方、プラスチック製品など燃えやすいごみもあり、このようなごみを高質ごみといいます。実際に処理を行う時には、ごみピット(焼却炉に投入される前のごみをためておく場所)で撹拌し、低質ごみと高質ごみを混ぜ合わせてごみの質を均等にしてから、焼却炉に投入します。そのため、生ごみも含めて燃料を使わずに連続燃焼ができます。

リサイクル施設

燃やせないごみ・大型ごみを破砕して、鉄類・アルミ類を回収し、燃やせるものは焼却処理を行えるよう選別します。また、びん・缶・ペットボトル・プラスチック製容器包装について選別・異物除去・圧縮・梱包等を行います。

【破砕選別ライン】
処理能力 対象物
1日あたり15トン(5時間) 燃やせないごみ・大型ごみ
【資源化ライン】
処理能力 対象物
1日あたり2.6トン(5時間) びん(茶色・無色・その他
1日あたり1.5トン(5時間) 缶(アルミ・スチール)
1日あたり1.1トン(5時間) ペットボトル
1日あたり4.7トン(5時間) プラスチック製容器包装

いわ☆ぴかを見学しませんか

いわ☆ぴかでは皆様の見学をお待ちしています。所要時間は60分程度です。

申込方法

土曜日・日曜日・祝日を除く午前9時から午後5時までの間に、電話またはファックスにより下記までお申込みください。

申込方法の詳細
申込先 荏原環境プラント株式会社 岩見沢管理事務所
電話 0126-35-4626
ファックス 0126-35-4632

個人での見学については、個人向けの見学開催日を設定しています。詳しくはお問い合わせください。

最終処分場(埋立地・浸出水処理施設)

最終処分場とは、いわゆる埋立地のことです。焼却処理した後の残渣(焼却灰)や、陶器・ガラス等の燃やせないごみを埋め立てます。

埋立地

焼却灰や燃やせないごみを埋め立てる施設です。最終処分場に雨が降ると、雨水がごみと接触して汚水となるため、そのまま自然環境に放流しないよう遮水構造にし、ポンプで汚水を浸出水調整池に送ります。

埋立地の詳細
施工業者 開発工建・玉田産業・小谷産業特定建設工事共同企業体
契約日 平成24年9月13日
契約方法 制限付一般競争入札
契約金額 15億6,450万円(注釈)
埋立面積・埋立容量 18,000平方メートル・100,000立法メートル

最終処分場以外に、中間処理施設等の敷地造成工事・浸出水調整池等の造成工事を含む一括発注の総額

浸出水処理施設

最終処分場に降った雨がごみと接触することで汚水となるため、この汚水を処理するための施設です。処理により浄化された水は、東利根別川に放流します。
岩見沢市では、できるだけ市内の業者等にも受注機会を設けるため、プラントと建物を分離して発注して施工しました。

プラント
施工業者 水ing株式会社
契約日 平成24年6月28日
契約方法 公募型指名競争入札
契約額 2億0,454万円
処理能力 1日あたり70立法メートル
処理方式
  • 生物処理(接触曝気法)
  • 物理化学処理(凝集沈殿+砂ろ過+活性炭吸着)
建物
施工業者 株式会社カツイ
契約日 平成25年6月28日
契約方法 制限付一般競争入札
契約額 1億9,499万5千円
構造 鉄筋コンクリート造 2階建

美唄市、月形町との広域処理

国や北海道では広域的なごみ処理を推進しており、岩見沢市は近隣自治体と協議を行い、美唄市と月形町の「燃やせるごみ」「大型ごみ」を処理することになりました。美唄市と月形町から搬入されるごみは、各市町で一時保管し、それぞれ1日に2~3台の車両で搬入し、処理します。
なお、両市町から一般車両がごみを直接持ち込むことはありません。
両市町は、それぞれが持ち込むごみの量に基づいて、施設の建設費用・維持管理費用を負担します。

関連リンク

いわみざわ環境クリーンプラザ

この記事に関するお問い合わせ先

廃棄物対策課 廃棄物対策係
〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
直通電話:0126-35-4395
代表電話:0126-23-4111
ファックス:0126-23-9977


このページに対するお問い合わせ

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか