全国学力・学習状況調査

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更新日:2024年02月01日

文部科学省は、平成19年度より小学校第6学年、中学校第3学年を対象として「全国学力・学習状況調査」を実施しています。

岩見沢市においては、令和5年度も岩見沢市立の小学校第6学年、中学校第3学年の全児童・生徒を対象に本調査を実施しました。

令和5年度調査結果

教科に関する調査結果の概要

岩見沢市の児童生徒の学力の状況(平均正答率との比較)

  • 小学校は、国語は全国平均よりやや低く、算数はほぼ同様(全国との差が国語は3.2ポイント、算数は1.5ポイント)
  • 中学校は、国語・英語・数学は全国平均とほぼ同様(数学は上回り、全国との差が国語は1.1ポイント、英語は1.3ポイント)

調査結果を踏まえた各学校が取り組むべき岩見沢市の6つの方策

求められる資質・能力の獲得に向けた「子どもと創る授業」の実現

これからの時代に求められる資質・能力を身に付けさせるための質の高い授業への改革を全市を挙げて、組織的・計画的・継続的に徹底して取り組まなければならない。

子どもの学習意欲や目的意識を高める組織体制の整備と全校での取組

各学校においては、学習意欲が高く、目的意識を持って主体的に学習に取り組む児童生徒を育成するため、各種検査やテストの結果を分析し、授業改革とその検証を行うとともに、これまでの取組や組織体制を見直すなど、全校を挙げて学力向上に取り組まなければならない。

小・中連携(コミュニティ・エリア)による9年間を通じた学力向上の実効性のある取組の推進

子どもたちに確かな学力を身に付けさせるためには、岩見沢市が推進する「コミュニティ・エリア」を効果的に活用し、保護者や地域住民にも学校の取組や子どもたちの学力の状況を理解していただきながら、地域の協力を得て、小・中学校が一体となって義務教育9年間を通じた一貫した指導に取り組まなければならない。

子どもの自尊感情・自己有用感・達成感・規範意識等を育む取組の推進

子どもたちの学力を高めるためには、子どもたちが自分のよいところを見付け、自信をもって学校生活を送ることができるようにすることが大切である。また、子どもたちが世の中に出た時、「役に立つ人間になりたい」と思えるような教育を行う必要がある。そのため、学校生活においては、自己有用感や規範意識を高める学習活動や体験を設定し、子どもたちの「学びに向かう力」を高めることが重要である。

子どもの基本的生活習慣の確立

学力向上を図るための基盤は「子どもたちの規則正しい生活習慣」であり、その確立には家庭や地域社会の理解と協力がなければ成立しない。そのため、学校では、「子どもの基本的生活習慣の確立を図ることの必要性」を家庭や地域に語りかけ、家庭の理解と協力を得る取組を進めなければならない。

家庭や地域の教育力の更なる向上

全国と比べ、「平日の家庭学習の時間が少ない子ども」や、「テレビゲームやスマートフォンの使用時間が長い子ども」の割合が高いことから、家庭や地域の理解を得ながら、子どもたちの生活習慣に関する課題に対応する必要がある。

過去の調査結果

この記事に関するお問い合わせ先

指導室
〒068-0024 北海道岩見沢市4条西3丁目1番地 であえーる岩見沢4階
電話:0126-35-5127
ファックス:0126-25-2995


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