令和5年度JR室蘭線における「調査・実証事業」
JR室蘭線活性化連絡協議会(事務局:岩見沢市企画財政部企画室)では、JR室蘭線および並行するバス路線も含めた地域の公共交通全体の維持・利便性向上を図ることを目的に、通学・通院などの沿線住民の日常生活における公共交通の利用および札幌圏からの誘客による観光利用の促進を図る「調査・実証事業」を実施します。
令和5年度JR室蘭線における「調査・実証事業」の概要 (PDFファイル: 476.3KB)
実施内容
公共交通の利用実態・利用意向アンケート調査
JR室蘭線および並行するバス路線の利用ニーズなどを的確に把握するために、沿線住民および沿線の高校に通う高校生に対してアンケート調査を実施します。
鉄道・バスの共通時刻表の作成
沿線住民の利便性の向上および鉄道とバスの乗り換えによる公共交通の利用促進を図るため、JR室蘭線および沿線自治体内を運行するバス路線を含めた公共交通共通の時刻表を作成し、公共施設への配架や沿線住民に配布します。
路線バスと連携した一日散歩きっぷおよびカードラリーによる観光利用促進
- 札幌圏からの誘客およびエリアの回遊性を高めることを目的に「一日散歩きっぷ」でJR室蘭線と並行する路線バスに乗車できる特典を付与し利便性を高めます
- 沿線の指定店舗で商品の購入や飲食をしたJR室蘭線・日高線の利用者に対し、オリジナルのご当地ステーションカード(駅別)を配布します。デザインの異なるカードを3枚以上集め「道の駅あびら」「道の駅むかわ」でアンケートにご協力いただいた方には、プレミアムカードを進呈するとともに、抽選で沿線自治体の特産品をプレゼントします
ご当地カードラリーリーフレット (PDFファイル: 3.7MB)
モーダルミックスによる日常利用促進
JR室蘭線・日高線の定期券利用者を対象に、沿線の路線バスに無料で乗車可能とする取り組みにより、公共交通全体の利便性を向上させることで、通学・通勤以外での日常利用の促進を図ります。
調査・実証事業の実施結果
令和5年度に実施したJR室蘭線調査・実証事業の結果を実施報告書としてまとめました。実施結果を基に、当協議会はJR北海道と一体となって、必要な事業の実施ならびに検討を進めます。
JR室蘭線調査・実証事業実施報告書 (PDFファイル: 1.9MB)
各市町の問合先
詳しくは、沿線市町の公共交通担当までお問合せください。
- 岩見沢市企画室(電話:0126-35-4834)〔協議会事務局〕
- 栗山町経営企画課(電話:0123-73-7502)
- 由仁町地域活性課(電話:0123-83-2112)
- 安平町政策推進課(電話:0145-22-2751)
- 苫小牧市まちづくり推進課(電話:0144-84-4071)
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更新日:2025年06月01日