水道料金の改定に関する市民説明会を開催しました
市では、平成21年4月以降、消費税率改定に伴う分を除き12年余りにわたって現在の水道料金を維持してきました。
しかし、人口減少や施設の老朽化が進み、安全な水道水を継続的に皆さんにお届けするためには、料金の改定が必要となっています。
持続可能な水道事業の安定運営に向けて、改定の必要性や具体的な内容、経営の現状や今後の見通し、施設の整備計画などを知ってもらうため、市民説明会を開催しました。
開催日時・会場および参加者
開催日時 | 会場・参加人数 |
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令和3年 7月16日(金曜日) 18時30分~ 19時33分 |
岩見沢市生涯学習センターいわなび 参加12人 |
令和3年 7月17日(土曜日) 18時30分~ 20時23分 |
幌向総合コミュニティセンターほっとかん 参加12人 |
令和3年 7月18日(日曜日) 14時00分~ 15時59分 |
岩見沢市生涯学習センターいわなび 参加10人 |
令和3年 7月19日(月曜日) 18時30分~ 19時46分 |
岩見沢市生涯学習センターいわなび 参加1人 |
令和3年 7月20日(火曜日) 18時30分~ 19時29分 |
岩見沢市栗沢市民センター 参加3人 |
令和3年 7月21日(水曜日) 18時30分~ 19時40分 |
岩見沢市北村環境改善センター 参加4人 |
- | 合計参加人数42人 |
なお、会場の選定については、新型コロナウイルス感染症の感染対策を考慮して、ソーシャルディスタンスが確保可能な広めの会場を選定し、岩見沢市町会連合会に意見をいただいた上で決定しました。




参加者からのご質問・ご意見等の概要
料金改定、改定率、繰入金等
- 料金改定をしない方法の検討(繰入増・経費節減等)は行われたのか
- 公共料金が一気に24%も上がるということは受け入れられない
- 災害時の安定性の向上や、子どもや孫の世代に負担を残さないために料金改定に賛成する
- 水道事業の民営化を避けるためには、ある程度の値上げはやむを得ない
- 繰入金のさらなる増額は検討していないのか
- 水道事業に繰り入れを行うことで他施策にしわ寄が行くのではないか
- 値上げは仕方がないことだと分かるが、コロナ禍における改定であり、生活困窮者への支援は考えているのか
- 早い段階で改定していればこのような改定率にはならなかったのではないか
- この先も料金改定が予定されているのか
- この先10年間料金を維持することについて、災害対応などのリスクはないのか
- 基本水量・超過水量の適否について検討したのか
- 大口事業者の撤退、就労先の減などはないのか
管路整備、配水池整備、漏水対策等
- 配水管整備箇所の選定方針はどのようになっていて、また公表はされるのか
- 老朽化率が49.1%になった場合、どういう状況になると想定されるのか
- これまでの配水池の整備状況はどのようになっているのか
- 漏水対応や流量監視の体制はどのようになっているのか
新浄水場、水道企業団等
- 浄水場建設費の料金負担部分は、急激に上昇しないように平準化するのか
- 桂沢ダム工事費増による市民負担はあるのか
- 同じ桂沢浄水場を使用している他市はどういった状況なのか
その他
- 下水道使用料はどうなるのか
- 水道事業民営化についてはどのように考えているのか
ご意見に対する市の考え方
料金改定については、平均24%(基本35%・超過20%)という大きな改定率ではありますが、一般会計との協議を行い、激変緩和と大口使用者(特に業務用)への配慮として、現行料金の算定期間で計画した繰入額1億4,000万円/年を上回る1億8,300万円/年の繰り入れを行うこととして試算しました。
なお、この繰入額は、市民生活への影響を及ぼすことのないように検討した結果、最大限繰出しが可能な規模と考えられるものであり、今後は合理的な財政運営を行うことで繰入金の縮減を図っていきます。
また、給水量の全量を受水している桂沢水道企業団の経営もしっかり支えるとともに、当市の配水管をはじめとする水道施設の更新も効率的に実施し、水道水の安定供給に努めます。
今後のスケジュール
令和3年9月→市議会第3回定例会へ水道料金改定案提出
議決後~年度末→料金単価、改定時期、経過措置等の周知広報
令和4年4月1日→新料金施行
説明会配布資料
この記事に関するお問い合わせ先
業務課 管理係
〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
直通電話:0126-35-4708
代表電話:0126-23-4111
ファックス:0126-22-1693
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更新日:2022年04月01日