ヒアリングフレイルを知っていますか
普段の会話、聞こえていますか

ヒアリングフレイルとは「聞き取る機能の衰え」のことをいいます。
聴力が年齢とともに低下することは知っている方が多いと思いますが、60歳代後半で3人に1人、70歳以上になると半数以上の方に症状がみられます。年を取るとともに徐々に聞こえにくくなるため、自分では気付きにくいことが多いといわれています。
耳の聞こえの不調は、人との会話を楽しむことが難しくなるだけでなく、外出時に車の接近に気付くことの遅れや災害時の警報に気付かないなど、日常生活のさまざまな場面に影響があります。また、バランス感覚や歩行機能の低下、認知症リスクを高める危険因子の一つにもなります。
ヒアリングフレイルパンフレット (PDFファイル: 720.6KB)
耳の聞こえをチェックしよう
- 家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある
- 相手の言ったことを推測で判断することがある
- 外出することがおっくうになった
- 会議や会食など複数人の会話がうまく聞き取れない
- 話し声が大きいと言われる
- 会話しているときに聞き返すことが増えた
- 大きな声で話しかけられてもうまく聞き取れず、聞こえた振りをしてしまう
4つ以上あてはまると、聴力低下によるフレイルのリスクが高まります。
セルフチェックアプリ「みんなの聴脳力チェック」

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会、日本臨床耳鼻咽喉科医会などでも紹介されているアプリです。
継続してセルフチェックしてみることも大切です。
iOS端末(iPhoneやiPad)をお使いの方(App Store)
気になったら耳鼻咽喉科を受診しましょう
ヒアリングフレイルは早期発見、早期対応が大切です。「聞こえにくいかな」と思ったら早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
病院名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
岩見沢市立総合病院 | 9条西7丁目2 | 0126-22-1650 |
かわなみ耳鼻咽喉科 | 2条西6丁目2-1 | 0126-32-3387 |
中村耳鼻咽喉科・呼吸器科 | 3条西5丁目7-2 | 0126-22-3321 |
にしざわ耳鼻咽喉科クリニック | 7条西6丁目9 | 0126-25-2438 |
北海道中央労災病院 | 4条東16丁目5 | 0126-22-1300 |
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年12月09日