AEDの適切な管理について
AEDは平成16年7月の厚生労働省通知により、救命の現場に居合わせた市民による使用について取扱いが示されたことを契機に、国内において急速に普及しています。
しかし一方で、AEDは適切な管理が行われなければ、人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器です。
管理不備により性能を発揮できないなどの重大な事象を防止するため、AED設置者等におかれましては、適切な管理を徹底していただくようお願いいたします。
AED設置者等が行うべき事項(厚生労働省通知より)
「点検担当者」を配置し、次に示す日常点検等を実施してください。
1.日常点検の実施
AED本体のインジケータのランプの色や表示により、AEDが正常に使用可能な状態を示していることを日常的に確認してください。
インジケータが異常を示した場合は、取扱説明書に従い対処を行い、必要に応じて、速やかに製造販売業者、販売業者等に連絡して、点検を依頼してください。
2.表示ラベルによる消耗品の管理
電極パッドやバッテリの交換時期を表示ラベルにより日頃から把握し、交換を適切に実施してください。
3.消耗品交換時の対応
電極パッドやバッテリの交換を実施する際には、新たな電極パッド等に添付された新しい表示ラベルやシール等を使用し、次回の交換時期等を記載した上で、AEDに取り付けてください。
参考
自動体外式除細動器(AED)の適切な管理について(PMDA医療安全情報NO.10) (PDFファイル: 786.9KB)
自動体外式除細動器(AED)の適切な管理等の実施について(平成21年4月16日付 厚生労働省通知) (PDFファイル: 250.8KB)
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更新日:2024年12月12日