岩見沢市×北海道大学COI「食と健康の達人」拠点
岩見沢市は、地域の特性や市民の健康状態をもとに健康課題を明らかにした上で、市民一人ひとりがライフステージに応じた健康づくりへの取組みを進め、いつまでも健康で生きがいのある生活を送るための指針となる「岩見沢市健康増進計画」を策定しました。(平成27年3月)
岩見沢市健康増進計画(平成27年~令和4年)
理念
すこやかに産み育てる社会環境を整備するとともに、いつまでも健康で生きがいのある生活を送ることができるまちづくりを目指す。
考え方
「自らが健康に関心を持ち」、「自らの健康状態を把握しながら健康を管理する」ライフスタイルへの転換に向け、産官学が一体となって市民の健康を支える地域社会「健康コミュニティ」を目指す。
進め方
健康コミュニティの推進にあたっては、北海道大学や関連企業等で構成される北海道大学COI「食と健康の達人」拠点との協調のもと、プレママ、乳幼児からお年寄りまで、全ての世代が健康で豊かな生活を送ることができる新たな地域づくりに取組む。
(注意)COIとは
COI(センター・オブ・イノベーション)とは、文部科学省・科学振興機構が実施しているプログラム。COIでは、10年後、どのように社会や人が変わるべきか、その目指すべき社会像を見据えた研究開発を支援。
北海道大学COI「食と健康の達人」拠点
北海道大学COIとは、「食と健康の達人」をテーマに、「美味しい食と楽しい運動」で健康で笑顔あふれる幸せな生活を実現するため、北大を中心に、日立製作所、ツルハ、森永乳業など30社以上企業が参画するプロジェクト。自治体では岩見沢市のみを実証フィールドとして、令和3年度まで研究開発に取り組んでいます。
1 ビジョン
プレママから、子育て、高齢者の健康を守り 病後も美味しい食と、楽しい運動で“笑顔のあふれる”社会をめざす
- 少子化対策~低出生率、 低出生体重児の増加を解消
- 食と運動の融合~個人に最適で, おいしい食, 楽しく継続できる運動の提供
2 研究テーマ
(1)健康ものさし
自分の健康度を測る評価の開発と標準化
(2)セルフヘルスケアプラットフォーム
自分の健康情報がわかり、行動を変えていけるしくみの構築
(3)美味しい食・楽しい運動
健康状態に最適な食品・運動プログラムの開発
(4)健康コミュニティ
産学官が連携し健康を支えるコミュニティ構築
3 目指すゴール
- 子育てしやすい街
- 女性が活躍できる社会
- セカンドライフの充実
- 地方創生
岩見沢健康白書
岩見沢市は、北海道大学COIと連携し、健康コミュニティの確立に向けた様々な取り組みを行っています。その取り組み内容については、岩見沢健康白書で紹介しています。
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更新日:2022年05月12日