水道・下水道のしくみ

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更新日:2022年04月01日

水の循環(じゅんかん)について

水は海や雨、地下水など様々なものに形を変えていきます。
晴れの日、海の水は日光を受けて蒸発し、水蒸気となり大気中へあがっていきます。
大気中では雲として存在し、やがて雨として地上へ降り注ぎます。地上に降った雨は地下水や、川の水になって海に帰り、これを繰り返します。これが「水の循環」です。
わたしたちがお家や公共施設で使用している水も元々は、雨が降り川や地下水として貯まったものなのです。

わたしたちの生活に使われる水

岩見沢市で使用される水の始まりは、三笠市にある桂沢湖です。各家庭で家事等に使用され、海に帰るまで様々な過程をたどります。

岩見沢市で使用される水の循環の図 詳細は以下

岩見沢市で使用される水の循環

  1. 雨として降ってきた水は桂沢湖にたまります
  2. ためられた水は田畑で使用されたり、浄水場に送られて消毒されたりします
  3. きれいに消毒された水は配水池にためられます
  4. 配水池から送られた水は一般家庭や公共施設で使用されます
  5. 使用された水は、下水道を通って下水処理場へと送られます。処理場では、何度かに分けてごみや汚れを取り除きます
  6. きれいになった水は、川へ流されて海へたどり着きます
  7. 海や川の水は、日光により蒸発して雲をつくり、やがて雨に変わって地面に降り注ぎます

浄水場・下水処理場のしくみ

わたしたちが水を使うために必要な「浄水場」、使った水を循環させるために必要な「下水処理場」では、それぞれ何段階かに分けて水をきれいにしています。

浄水場で水をきれいにするしくみ

浄水場のしくみの図 詳細は以下

浄水場で水をきれいにするしくみ

  1. 川や貯水池に水を取り入れます
  2. 着水井で浄水場に入ってくる原水の量を調整します
  3. 沈殿池で原水の濁りを沈めやすくなる薬品を混ぜ、濁りのかたまりを沈殿させて取り除きます
  4. ろ過池でさらに細かいごみやばい菌を取り除きます
  5. 安全な水にするため塩素を入れて消毒します
  6. 配水場に家庭に配る水をため、配水管を通って各家庭へ配水されます

下水処理場で水をきれいにするしくみ

下水処理場のしくみの図 詳細は以下

下水処理場で水をきれいにするしくみ

  1. 家や学校、工場などで使われた水は、下水道管を通って下水処理場まで流れていきます
  2. 沈砂池で汚水の中の大きなごみや砂を沈めます
  3. 最初沈殿池をゆっくり流れながら、沈砂池で取れなかった汚れを沈めます
  4. 反応槽で空気を入れかき混ぜると、微生物の働きにより汚れは重くなり沈みやすくなります
  5. 最終沈殿池をゆっくり流れながら重くなった汚泥は沈み、上はきれいな水になります
  6. 滅菌池できれいになった水に塩素を入れ、消毒して川や海に戻します

この記事に関するお問い合わせ先

業務課 管理係
〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
直通電話:0126-35-4708
代表電話:0126-23-4111
ファックス:0126-22-1693


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