学校給食費
学校給食費の負担区分
学校給食費は、学校給食法第11条などの規定により、学校給食の実施に必要な施設設備費、学校給食に従事する職員の人件費、修繕費は、義務教育諸学校の設置者である市が負担し、食材費のみ保護者の負担となっています。
経費区分 |
負担区分 |
法的根拠 |
経費負担区分 |
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施設設備費・人件費・修繕費 | 設置者 |
学校給食法第11条第1項 同法施行令第2条 |
市が負担 |
光熱水費 |
設置者又は保護者 |
学校給食法第11条第2項 |
本市では市が負担 |
食材費 |
保護者 |
学校給食法第11条第2項 |
学校給食費 |
岩見沢市の学校給食費
本市では、学校給食費(保護者負担分)は、保護者の負担を考慮し、平成26年度の改定からこれまで10年間据え置き、献立の工夫や、食材を購入する際には入札等により価格を抑える努力をしながらも、地元産を使用するなど、安全な給食に努めてきましたが、近年は急激な物価高騰が続いています。
現在の学校給食費(平成26年度改定)
日額・1食あたり:小学校237円、中学校284円
令和7年度 学校給食費の支援状況(当初予算)
市では、近年の物価高騰への対応として、保護者負担分は据え置き、不足分を市が支援することにより、学校給食の質の維持を図っています。現在、学校給食費の2割近くを市が支援しています。
児童・生徒1人当たりの年間軽減額(市の支援額)
年間の給食提供日数は190日を基準としています
小学校・義務教育学校(前期課程)
学校給食費(食材費のみ)
保護者負担分 137,446千円(1食当たり237円)
市支援分 33,637千円(1食当たり58円)
合計 171,083千円(1食当たり295円)
児童1人当たりの年間軽減額
(295円-237円)×190日=11,020円
中学校・義務教育学校(後期課程)
学校給食費(食材費のみ)
保護者負担分 97,185千円(1食当たり284円)
市支援分 23,954千円(1食当たり70円)
合計 121,139千円(1食当たり354円)
生徒1人当たりの年間軽減額
(354円-284円)×190日=13,300円
令和7年度 学校給食費の支援状況(当初予算) (PDFファイル: 137.0KB)
学校給食費の改定
食材価格は今後も上昇傾向で推移するものと見込まれ、これ以上の学校給食費の据え置きは、多様な食品を適切に組み合わせた給食の実施や給食の質の維持などに影響を及ぼしかねません。
今後も持続可能な給食の提供を行うため、岩見沢市教育委員会は、令和7年2月27日に「岩見沢市学校給食運営委員会」に対し、「給食代金の改定について」諮問を行い、運営委員会は3回にわたり検討・協議を重ねた結果、令和7年5月13日に教育委員会に答申を行いました。この運営委員会からの答申を踏まえ、教育委員会が学校給食費を決定しましたら、改めてお知らせいたします。
就学援助について
生活保護、準要保護を受けているご家庭の場合、給食費は実費支給となるため、保護者による学校給食費負担はありません。
経済的な理由でお困りの方に、学校生活を支援する「就学援助」を行っています。いつでも学校、教育委員会へご相談ください。
就学援助制度により学用品や給食費などの費用を援助しています。
更新日:2025年05月14日