イワBIZ(創業機運醸成の取組)

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更新日:2023年07月06日

岩見沢ビジネスチャレンジプロジェクト(イワBIZ)を開催しました

実施概要

日時

令和5年6月27日(火曜日)午後1時25分から3時15分

対象

岩見沢緑陵高等学校 1年生 171名

北海道教育大学岩見沢校 芸術スポーツビジネス専攻 4年生 3名

北海道教育大学岩見沢校 芸術スポーツビジネス専攻 3年生 6名

北海道教育大学岩見沢校 芸術スポーツビジネス専攻 1年生 4名

北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 3年生 1名

合計 185名

実施方法

岩見沢緑陵高等学校体育館にて対面により実施

協力機関等

【協力機関】

岩見沢緑陵高等学校、北海道大学 産学・地域協働推進機構、北海道教育大学岩見沢校、空知信用金庫

【当日参加】

日本政策金融公庫

イワBIZの参加者が体育館に集まって、グループごとに模造紙にイメージ画などを書いているグループワークの様子の画像

セミナーの内容

イワBIZとは...

イワBIZは、「事業を自ら起こすこと」の魅力や意義を伝え、若者に創業することも将来の選択肢の一つとして考えてもらうことを目的に、令和4年度から開催しています。

令和5年度の内容

令和5年度は、岩見沢緑陵高等学校の「総合的な探究の時間」学習と連携し、現代における諸課題の問題解決までの道筋を、協同学習を通して学ぶことで、将来岩見沢市内で創業をしてみたいという人材を育成することを目的として開催しました。

講師に北海道大学産学・地域協働推進機構から椎名希美特任准教授をお招きし、デザインシンキング(注釈1)を用いて身近な課題を解決するアイディアを考えるワークショップ(注釈2)を実施いたしました。

高校生たちは「学校生活をもっと良くするには?」という身近なテーマに対して、デザインシンキングの手順に沿って課題を見つけること、課題の原因を考えチームで解決アイディアを考えることを実践的に学びました。

最後の発表では、ユニークなアイディアが飛び出し、中には模造紙にイメージ画を作成するチームや、モールや色紙を用いてプロトタイプ(試作品)を作成するチームもあり、会場は盛り上がりをみせました。

ファシリテーター(注釈3)として参加いただいた、北海道教育大学岩見沢校の大学生も、初めは少し緊張した様子だったチームの会話を促し、分かりやすい言葉で説明を行うなど工夫を凝らし、グループワークを丁寧にサポートしていました。

(注釈1)デザインシンキング

デザイン思考の5段階プロセスのことで、以下の段階を通じ、反復して複雑な問題に取り組みます。

  1. 共感:ニーズを理解する
  2. 問題定義:問題を構成し直し、定義する
  3. 創造:多くのアイデアを生み出す
  4. プロトタイプ:プロトタイプを制作して実践的にアプローチする
  5. テスト:問題に対するプロトタイプや解決策を発展させる

デザインと聞くと絵や芸術等の美しいものを創ることが連想されますが、課題を解決する目的を達成するために計画を立てたり、方法を考えることも含まれます。

(注釈2)ワークショップ

ワークショップ(workshop)は、和訳すると作業場という意味ですが、参加者の主体性を重視した体験型の講座、協同学習等のことを指します。

(注釈3)ファシリテーター

会議等の場面で、中立的な立場から参加者の発言を平等に引き出し、議題のゴールに導く役割を指します。