生活習慣病について

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更新日:2022年04月01日

最近よく耳にするようになった「メタボリックシンドローム」
これは、肥満などにともない高血圧症や高脂血症、糖尿病などの「生活習慣病」が併発してしまう症状を言います。
この症状が重症化すると脳卒中や心筋梗塞に陥りやすくなり、最悪の場合、命を落としてしまいます。メタボリックシンドロームの診断基準にあてはまる人は、そうでない人に比べ、心筋梗塞と脳卒中が起きる可能性が高いとされています。

メタボリックシンドロームの基準値

ウエストが男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上の人で、

  1. 血清脂質異常 (トリグリセリド値150mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)以上、またはHDLコレステロール値40mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)未満)
  2. 血圧高値(最高血圧130mmHg(水銀ミリメートル)以上、または最低血圧85mmHg(水銀ミリメートル)以上)
  3. 高血糖(空腹時血糖値110mg/dl(ミリグラムパーデシリットル))

の3つのうち2つ以上が該当する場合をメタボリックシンドロームであるとしています。
このように、内臓脂肪型肥満によって、病気が引き起こされやすくなった状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。内臓に脂肪が溜まりますと、インスリンの効きが悪くなったり、その内臓脂肪から動脈硬化を起こす物質が出ていたりということが分かってきました 。
メタボリックシンドロームの基準値を超えると、その先に待っているのが生活習慣病です。その生活習慣病の一歩手前ということで、“気を付けなければならない”という警告の意味を持つ、新しい概念なのです。

メタボリックシンドロームを回避するためには、日々の生活習慣が大きく関与しています。バランスの良い食事・運動を心がけ、常に自分の健康状態を知っておくことが「メタボリックシンドローム」にならない近道です。病気にかかった後の治療よりも病気にならないための予防が大切です。

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