PCBには処理期限が定められています!

ページID : 7443

更新日:2022年04月01日

ポリ塩化ビフェニル(PCB)の処理期限が迫っています!

古いビルや工場・電気機器にはPCBを使用した機器が残っている可能性があります。

PCBとは?

以下のような性質があるため、主に業務用の電気機器や熱交換器、照明器具などに使用されていました。しかしその後、有害性が判明したため、昭和47年(1972年)に製造が中止され、昭和52年(1977年)までに建設された建築物には(在庫等含め)使用されている可能性があります。

PCBの性質

主に油状の物質で、熱で分解しにくい、電気絶縁性が高いなど、科学的に安定な性質を有しています。

PCBの毒性

上記性質に加え脂肪に溶けやすく分解されにくいため、人体に入ると蓄積され、さまざまな症状を引き起こします。

一般的な中毒症状として、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどが報告されています。

処分期限

処分期限までに処理をせずにいると、命令・罰則の対象となりますので、計画的に廃棄・処分してください。

高濃度PCB(変圧器・コンデンサー)

令和4年(2022年)3月31日まで

高濃度PCB(安定器及び汚染物等)

令和5年(2023年)3月31日まで

低濃度PCB

令和9年(2027年)3月31日

使用されているもの

昭和52年(1977年)3月までに建築された建物、以下に示す機器にはPCBが使用されている可能性があります。

変圧器(ある交流の電圧をそれより高いか、又は低い電圧に変える装置)

灰色の四角い機械が、床の上に据え付けられている写真

昭和28年(1953年)から昭和47年(1972年)までに国内で製造されたものに、PCBが使用されている可能性があります。

コンデンサー(電気を一時的に蓄える、電圧を調整する装置)

大きさの違う平べったい形の機械が二つ並び、それぞれ「50」「30」と書かれている写真

昭和28年(1953年)から昭和47年(1972年)までに国内で製造されたものに、PCBが使用されている可能性があります。

安定器(小型のコンデンサーを内蔵する装置。業務用・施設用蛍光灯照明器具などに使用されています)

四角い棒状の機械と、機械から伸びたコードが束ねられている写真

昭和32年(1957年)1月から昭和47年(1972年)8月までに国内で製造されたものに、PCBが使用されている可能性があります。一般家庭用の蛍光灯等の安定器には使用されたものはありません。

確認方法

機器についている銘板、製造年月からPCBの含有の有無を確認することができます。詳しくは環境省ホームページをご覧ください。

調査して発見した場合

行政及び処分業者へ届出が必要になります。まずは下記の行政機関にご連絡をお願いします。

空知総合振興局 環境生活課

電話:0126-20-0041

この記事に関するお問い合わせ先

廃棄物対策課 廃棄物対策係
〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
直通電話:0126-35-4395
代表電話:0126-23-4111
ファックス:0126-23-9977


このページに対するお問い合わせ

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか