学校給食の取り組み

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更新日:2025年09月01日

学校給食の目的

学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供し、健康の増進と体力の向上を図るとともに、望ましい食習慣などの食育を推進するために、教育上欠かすことのできないものであり、学校給食法第2条に7つの目標が示されています。

学校給食の7つの目標

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと
  5. 食生活が食にかかわる人々のさまざまな活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと

学校給食の栄養と献立内容

学校給食の栄養

学校給食の栄養量は、文部科学省の学校給食摂取基準に示されています。

学校給食は、栄養バランスのとれた食事のモデルとして家庭における日常の食生活の指標となるものであり、学校給食における各栄養素の基準値は、1日に必要な摂取基準の3分の1を基本とし、さらに、日常の食事では摂取しにくいカルシウムについては摂取基準の2分の1を摂取するように示されています。

6歳から11歳の小学生における1日の推奨量に対す給食摂取基準のグラフ

完全給食

岩見沢市は完全給食で給食を提供しています。完全給食とは「パン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食」と定義されており、学校給食法施行規則で法的根拠が示されています。学校給食においてミルク(牛乳)は、完全給食を実施するために欠かせない食品であり、カルシウムの摂取にも寄与しています。

岩見沢市学校給食の献立内容

学校給食では主食(ご飯、パン、麺類)、副食、牛乳を提供しており、学校給食摂取基準に従い、栄養価などを踏まえて献立をたてています。

岩見沢市では、栄養教諭が行事食や食材の旬などを交えながら献立を考えています。また、新しいメニューの開発や試作を行い、こどもたちに喜ばれるような献立作りに努めています。

食材

学校給食では、こどもたちの安全を第一に考え、食材を選定しています。できるかぎり、岩見沢産や北海道産の食材を使用し、地産地消を推進しています。また、加工品を使用する場合でも、加工過程や材料の詳細まで原材料を確認し、使用しています。

主食

学校給食の主食は週3回以上のごはんが中心で、お米は岩見沢産「ななつぼし」を使用しています。そのほか、月に数回、パンや麺類(ラーメン・うどん・ソフトパスタ)の献立が登場します。パンや麺類は岩見沢産「キタノカオリ」「きたほなみ」という小麦を使用しており、主食はすべて岩見沢産のものを原材料としています。

この記事に関するお問い合わせ先

学校給食課
〒068-8686 北海道岩見沢市緑が丘5丁目102番地4
電話:0126-22-4008
ファックス:0126-22-6901


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