学校の安全と危機管理
安全管理の対象
学校における安全管理は、子どもたちの生命や心身に危害をもたらす様々な事件や事故の未然防止や、万が一、事件や事故が起きた時の対応、再発防止などがあります。
その中には、教育内容にかかわるもの、学校組織にかかわるもの、そして事件・事故、不審者の侵入、自然災害といった生命の安全にかかわるものなどが含まれます。
教職員の共通理解
学校では、子どもの生命の安全を最優先し、校内外の施設・設備や危険箇所の定期的な点検・確認、情報交換、緊急時の情報伝達体制や役割分担等について、教職員の共通理解と安全管理意識の向上を図り、緊急時に確実に機能する組織体制を確立することが大切です。
「開いて守る」を基本にした学校セーフティネットづくり
学校は、保護者や地域住民の期待と信頼で結ばれた関係をより高めていくとともに、それぞれの役割と責任を再認識し、地域ぐるみで学校を守る体制づくりが大切です。
そのために学校は、子どもや地域の実情を的確に把握して、情報・行動を共有した、地域ぐるみの取り組みを進めることが必要となります。
実効ある安全管理マニュアルの策定
各学校においては、保護者や地域関係者などの意見を聞き、それぞれの実情に応じて、日常および緊急時の対応等を一体的に示した実効ある安全管理マニュアルをつくることが必要です。
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更新日:2022年04月01日