お試し暮らし体験レポート

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更新日:2023年10月18日

Nさん(東京都 40代)

滞在期間

令和5年8月11日(金曜日)~8月14日(月曜日)

使用施設

利用人数

2名

体験レポートより

岩見沢市は何度も通過したことはありましたが、今回初めて宿泊体験をしました。将来、田舎暮らしを希望しているため、敢えて、観光地でも市街地でもない、旧炭鉱町の限界集落にあるNORD houseさんを選びました。NORD house(写真1)さんの周囲は、人家もほとんどなく、自然との共生を感じられる場所でした(写真2)。学校跡地など旧炭鉱町の面影を残している点は、かつて人里であったことを感じさせ、別荘地とも異なる本当の田舎(人里)暮らしの生活感を与えてくれました。電気、水道、ガスなど一通り揃っており、生活面では何の不自由感もありませんでした。朝夕ととても涼しく過ごしやすかったのですが、地球温暖化の影響か、今年は異常に暑く、日中は屋内に留まるのが若干辛い状況でした。

市内へは車での移動となりますが、限界集落とは言え、コミュニティーバスも一日数回通っているので、いざとなれば自家用車以外の移動手段がある安心感もあります。買い物には、30分程度車で走ってコンビニエンスストアに行かなくてはいけないので、生鮮食料などは外出の際に帰途、都度立ち寄り調達することが必須でした。野菜は街道沿いで新鮮野菜を調達できました。もう少し足を延ばして国道12号線までいけば、街道沿いに色々な店舗や施設があるので、車さえあれば、何の不自由もない気がします。滞在した万字集落からは、岩見沢方面だけでなく、夏は、夕張方面にも抜けられるのが、道内移動の観点ではよかったです。

岩見沢市のHPで紹介されている道道30号線(ワイナリ―街道)沿いのワイナリーもいくつか見学しました。一部、醸造・畑見学の可否やセラードアの営業状況などがHP情報と異なるワイナリーがありましたので、事前に電話などで確認頂くのがよいと思います。宝水ワイナリーさんは、醸造施設を2階から見下ろすスペースで様々な展示があり、ワインの勉強になりました。畑(写真3)を自由に散策できるのもよかったです。ワイナリーを望む遠景(写真4)は美しく、畑の中を見学客の車が次々、ワイナリーに吸い込まれていく盛況ぶりでしたが、映画の題材となったことやソフトクリームの販売も観光客をひきつける誘因になっているように思いました。

岩見沢は、生活面から自然環境まで総じていえばとても過ごしやすい環境と感じました。

手前が緑の広場で、白い壁に赤い屋根のNORD houseの写真

(写真1)

手前に未舗装の道路があり、奥に緑の山々と青空が広がるNORD houseからの風景

(写真2)

手前に駐車場があり、奥にブドウ畑が広がる宝水ワイナリー建物からの写真

(写真3)

青空の元、緑の畑が広がり、奥に宝水ワイナリーが見える写真2

(写真4)