水痘注意報が発令されました
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7月3日(木曜日)、岩見沢保健所から水痘注意報が発令されました。
岩見沢保健所管内では、水痘の患者数が増えています。今後もさらに増えることが予想されますので、次の予防方法を参考にして予防しましょう。
水痘とは
水痘は、水痘-帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約2週間程度の潜伏期間を経たのちに発疹・発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎をなどを合併し、重症化することもあります。治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。
とくに抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので注意が必要です。
水痘の予防
水痘の原因病原体である水痘-帯状疱疹ウイルスは飛沫核感染(空気感染)するため患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありません。平成26年10月より水痘ワクチンが定期接種となっており、1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
学校保健安全法施行規則により、すべての発疹がかさぶたになる(痂皮化)まで出席停止と定められています。
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更新日:2025年07月03日