熱中症を予防しながらスポーツをしましょう!

ページID : 13828

更新日:2024年10月01日

例年、全国的に猛烈な暑さが続き、年齢を問わずスポーツ活動中の熱中症発生件数が年々増加しています。

熱中症は危険な症状を引き起こしますが、適切な知識を身に付けしっかり予防すれば防ぐことができます。

熱中症対策を適切に行なった上で、無理せずスポーツを楽しみましょう!

熱中症とは

運動をすると大量の熱が発生します。一方で、皮膚血管の拡張と発汗によって体表面から熱を放散し、体温のバランスを保とうとしますが、暑いと熱放散の効率は悪くなります。このような状況で生理機能の調節や体温調節が破綻して熱中症は起こります。暑いときのスポーツ活動では熱中症が起こりやすいので、熱中症の兆候に注意し、適切に対処する必要があります。

(日本スポーツ協会作成「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より)

スポーツ活動での熱中症予防

熱中症は、スポーツなどの活動前に適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて水分や塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うなどの適切な措置を講ずれば十分防ぐことが可能です。

詳しくは「スポーツ活動中の熱中症ガイドブック」(公益財団法人日本スポーツ協会)をご覧ください。

スポーツ活動中の熱中症予防5ヶ条

公益財団法人日本スポーツ協会にて、熱中症予防の原則が「熱中症予防5ヶ条」としてまとめられています。これらの原則に基づいて、適切に熱中症を予防しましょう。

  1. 暑いとき、無理な運動は事故のもと
  2. 急な暑さに要注意
  3. 失われると水と塩分を取り戻そう
  4. 薄着スタイルでさわやかに
  5. 体調不良は事故のもと

熱中症予防運動指針

環境温度に応じてどのように運動すればよいのかについての指数を、公益財団法人日本スポーツ協会が作成しています。

室内での熱中症

熱中症により救急搬送された方のうち半数程度が、室内で熱中症になったとされています。

室内でも小まめな水分補給を心掛け、室温や湿度を確認しながら安全にスポーツを楽しみましょう。暑さ指数も室外と室内では異なる値となることが想定されるため、実際の値を測定しながら適宜中断や休憩をするなど、無理をしないようにしましょう。

特に高齢の方は、体内の水分が不足しがちで、暑さに対する感覚機能、体温調節機能が低下しているため、より一層注意が必要です。

大会やイベント主催者・スポーツ指導者の皆さんへ

各種大会やイベントを開催する際は、熱中症事故の防止など必要な事項を理解した上で、対策を徹底しつつ安心安全に運営してください。

  1. 気象庁が発表する情報や環境省熱中症予防情報サイト上の暑さ指数などの情報に十分留意し、気温・湿度などの環境条件に配慮して活動してください。その際、活動や大会の中止や延期、見直しなど柔軟に対応してください
  2. 活動前・活動中・終了後に小まめに水分や塩分を補給し、休憩を取るとともに、参加者の健康観察など健康管理を徹底してください。休憩は極力日陰で行ってください
  3. 熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分補給、体温の冷却、病院への搬送など、適切な応急手当などを実施してください
  4. 熱中症事故は、運動・スポーツ活動以外の活動や、屋内での活動中にも発生しています。また、体がまだ暑さに慣れていない時期や、それほど高くない気温(25~30度)でも湿度などその他の条件により発生していますので、注意してください
  5. 長時間に及ぶ活動は、熱中症リスクが高くなります。長時間に及ぶ活動は避け、短時間で内容の濃い活動をするよう考慮してください

スポーツ団体として活動やイベントを行う際には、事故防止のためにも次の資料を参考にしてください。

熱中症かな?と思ったら

熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分の補給、体温の冷却、病院への搬送等適切な処置を行うことが必要です。

次のページを参考にし、重大事故につながらないように適切な知識を身に付けておきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

文化・スポーツ振興課 スポーツ振興係
〒068-0024 北海道岩見沢市4条西3丁目1番地 であえーる岩見沢4階
電話:0126-35-5129
ファックス:0126-25-2995


このページに対するお問い合わせ

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか