岩見沢市

CITY OF IWAMIZAWA

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教育行政方針


平成29年度教育行政方針
 

 


  I はじめに

 II 学校教育の推進
   1 新しい時代に対応できる力の育成
   2 豊かな人間性と健やかな体を育成する教育の推進
   3 育ちと学びを支える教育環境の充実
   4 信頼と期待に応える開かれた学校づくり
   5 緑陵高等学校の教育の充実
   6 学校給食の充実
 
 III 社会教育の推進
   1 生涯学習の充実
   2 芸術・文化活動の推進
   3 スポーツ活動の推進
   4 図書館運営の充実
 
 IV 子ども・子育て支援の推進
   1 子ども・子育て支援の充実
   2 子育て相談体制の充実
   3 放課後児童クラブの充実
   4 青少年健全育成の充実
 
 V おわりに


I はじめに

 教育は、未来に生きる人間を育てることを通して、未来を創造する営みです。
 子どもの可能性を最大限に広げ、伸ばし、より豊かな人生を過ごせるように導いていくことが、教育の役割です。また、子どもたちが夢や希望を描き続け、自分らしさを発揮して、将来に向けて自己実現を図り、社会に貢献する資質や能力を身に着けさせることが教育に求められています。
 そのことを念頭に置いて、岩見沢市教育大綱に基づき、市民の信頼に応える温かい、心のこもった教育行政を推進してまいります。
 学校教育につきましては、「子どもを大切にする岩見沢の教育づくり」に向けて、授業改善によって多くの学校課題が改善されることを念頭に、子どもの自ら学ぶ力を育成するために「授業づくりのまち岩見沢」の実現を図ってまいります。
 社会教育につきましては、「生涯にわたって主体的に学ぶ環境づくり」に向けて、生涯学習の場を大切にし、図書館を含め、芸術、文化、スポーツの振興や推進に努めてまいります。
 子ども・子育て支援につきましては、「笑顔で子育てできるまちづくり」に向けて、「えみふる」の活用推進によって子ども同士が触れ合い、親同士がつながり合える機会を充実させるとともに、各支援センターが連携して、相談や支援が気軽に受けられる体制づくりを進めてまいります。
 これより、本年度の施策の概要について述べてまいります。
 

II 学校教育の推進

 はじめに、「学校教育の推進」についてです。
 
1 新しい時代に対応できる力の育成 
 1点目は、「新しい時代に対応できる力の育成」についてです 。
 子どもが自ら未来を切り開いていくために必要な、確かな学力の定着を図ってまいります。
 そのため、学校で統一した授業スタイルや学習規律を確立し、授業改善と学力向上の土台となる安定した学級集団づくりに力点を置くとともに、小中連携の一層の推進と家庭学習の習慣化を図り、全ての子どもの学力を保障してまいります。
 また、学校が企画・立案した学力向上対策などの事業を支援してまいります。
 ICTの活用を通して、高度情報化社会に適応した人材の育成を図るとともに、外国語指導助手を活用し、英語教育の充実を図ってまいります。
 さらに、大学の教員による出前授業や協力授業など、北海道教育大学岩見沢校との連携を図った教育活動を推進してまいります。
 
2 豊かな人間性と健やかな体を育成する教育の推進
 2点目は、「豊かな人間性と健やかな体を育成する教育の推進」についてです。
 意図的な仲間づくりにより自尊感情・自己肯定感を育成する、ピアサポートの取組を推進してまいります。
 また、子どもたちの豊かな感性と想像力を育むため、体験活動や読書活動の充実を図ってまいります。
 さらに、積極的な生徒指導に努めるとともに、道徳教育を推進し、命を大切にする心や他人を思いやる心、美しいものや自然に感動する心、礼節やモラルを育てる教育を充実し、豊かな人間性を育んでまいります。
 健やかな体の育成のために、すべての学年で新体力テストを実施し、体育の授業改善と、体力づくりの取組みを通して、体力向上や運動の習慣化を推進してまいります。 
 また、薬物乱用防止教育や防災教育の充実を図り、自らの判断で自分の命を守ることのできる力を養ってまいります。 
 
 3 育ちと学びを支える教育環境の充実
 3点目は、「育ちと学びを支える教育環境の充実」についてです。
 「岩見沢市いじめ防止基本方針」に基づいて整備した、「岩見沢市いじめ問題対策連絡協議会」等の組織や、「教育支援センター」の機能の充実を図り、いじめや不登校の問題をはじめ、悩み・不安を持つ子どもや保護者、学校を支援してまいります。 
  また、子ども一人一人の発達を保障する特別支援教育、将来の生き方や望ましい職業観・勤労観を育むキャリア教育を一層推進するとともに、塾との連携による土曜学習会、囲碁の授業、長期休業中の「学び合い広場」など、多様な学ぶ場と機会を提供してまいります。
 教育研究所では、「確かな学力の育成」のための効果的な授業の研究を進め、学力向上、教師の資質向上、地域や大学との連携の拠点として、養成、育成、研修、研究の機能を一層高めてまいります。  
 さらに、児童生徒の減少が見込まれる将来においても、適正な規模による学校教育が行われるよう、検討を進めてまいります。 
 また、子どもたちの安全を確保するため、引き続き耐震化未実施の学校の整備を進めてまいりますとともに、学校施設や設備の整備改修を行い、教育環境の充実を図ってまいります。 
 
4 信頼と期待に応える開かれた学校づくり
 4点目は、「信頼と期待に応える開かれた学校づくり」についてです。
 「授業づくりのまち岩見沢」として、子どもたちが楽しく、主体的に学ぶ授業の創造に向け、各校が自主的に行う公開研究会等を支援してまいります。また、教師の実践力を高めることにより、教師自身の肯定感を高め、働き方の見直しを進めるとともに、「教えるプロ」を育てるため、各種研修会を実施し、資質の向上を図ってまいります。
 学校関係者評価を行い、保護者や地域住民の声を教育活動に積極的に反映させてまいります。
 子どもの安全を守るために、児童見守りシステムの利用拡大や地域セーフティネットづくりを今後も進めてまいります。
 さらに、子どもに望ましい学習・生活・運動習慣、食習慣などを身に付けさせるために、「早寝・早起き・朝ごはん運動」や「家庭での5つの約束」を基本とした取組みを進めてまいります。
 子どもの学びの連続性・継続性を大切にした教育指導を進めるため、各校種間での一層の連携・交流を図ってまいります。 
 
5 緑陵高等学校の教育の充実
 5点目は、「緑陵高等学校の教育の充実」についてです。
 市立高校として、地域の良さを学び地域社会の発展に貢献できる人材育成を目指し、家庭や地域社会と連携を図りながら、創意工夫に富んだ質の高い普通教育及び商業教育を提供してまいります。
 また、普通科「普通コース」と「スポーツ総合コース」、情報コミュニケーション科それぞれの特色を生かし、より選択幅の広い教育課程の編成・実施により、生徒の学力、多様な興味・関心に応じた教育活動の充実を図り、活力と特色ある学校づくりを進めてまいります。
 
6 学校給食の充実
 6点目は、「学校給食の充実」についてです。
 整備を進めております新調理所が来年1月に供用を開始します。HACCPに基づいた食品の衛生管理を一層徹底するとともに、地元の食材を積極的に活用し、充実した献立をすべての学校に適温で提供し、子どもたちが安全・安心で楽しく健やかに成長できる学校給食に取り組んでまいります。
 食育の推進につきましては、新調理所を利用した授業を実施するなど、子どもたちが食に関する正しい知識を習得し、望ましい食習慣を身につけるよう栄養教諭等による食育の充実に取り組んでまいります。
 食物アレルギー対応につきましては、これまでの牛乳や主食に加え、副食についても調理所で調理したアレルギー対応食を提供して、すべての子どもたちがともに給食時間を楽しく過ごせるよう、子どもの命を守るためにも、学校、家庭と連携を図ってまいります。
 さらに、市民が学校給食を身近なものとして感じ、理解を深めていただけるよう、新調理所の機能を生かし、定期的な試食会や施設見学など、開かれた学校給食に向けた取組みを進めてまいります。
 

III 社会教育の推進

 次に、「社会教育の推進」についてです。
 
1 生涯学習の充実
 1点目は、「生涯学習の充実」についてです。
 市民が生きがいのある豊かな人生を送るため、生涯を通じて充実した学習活動ができるよう、生涯学習センターを拠点として「いわなびチャレンジスクール」、「いわみざわ市民大学」、「高齢者対象講座」の開催など、子どもから高齢者までの全世代を対象に、多様なニーズに応えた学習機会の充実に努めてまいります。
 また、人材バンク登録者等による学習成果を生かした講座や「みんなで教育を考える日」の事業実施など、自主的な学習活動と社会参加の促進を図り、生きがいや地域づくりにつながる活動を支援してまいります。
 
2 芸術・文化活動の推進
 2点目は、「芸術・文化活動の推進」についてです。
 豊かな心を育み、潤いと活力に満ちた地域社会を形成するために、芸術文化は重要な意義を持っています。誰もが芸術文化を身近に感じ充実した文化活動ができるよう、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館での企画展や「市民の文化祭」の開催など、岩見沢文化連盟等との連携を図りながら、芸術文化の鑑賞機会や発表機会の充実に努めるとともに、文化施設の安全で快適な環境づくりに取り組んでまいります。
 また、郷土の歴史文化に対する理解と関心を深め、ふるさと意識の高揚を図るため、指定文化財や郷土芸能の保存・継承と活用に努めるとともに、岩見沢郷土科学館の展示方法等を見直すリニューアルに向け、基本構想・基本計画の策定作業を進めてまいります。
 
3 スポーツ活動の推進
 3点目は、「スポーツ活動の推進」についてです。
 生涯にわたってスポーツに親しみ、技術向上を目指したスポーツ活動ができるよう、岩見沢市体育協会やスポーツ推進委員等と連携し、「楽しいキッズスポーツ教室」や「ウォーキングマラソン大会」の開催など、幅広い世代のスポーツ機会の充実に努めるとともに、スポーツ施設の安全で快適な環境づくりに取り組んでまいります。
 また、市内スポーツ団体の活動をはじめ、全道・全国大会の地元開催や全国大会出場等に対する支援を行うとともに、オリンピック・パラリンピックを目指す強化指定選手等に認定された子どもたちを対象に新たな奨励金制度を創設し、地元アスリートを応援してまいります。 
 東京パラリンピックの開催に向けた合宿誘致では、北海道教育大学岩見沢校と連携し、国内外競技団体への誘致活動を継続するとともに、合宿の受入れ時には、選手と市民との交流を図ってまいります。
 
4 図書館運営の充実
 4点目は、「図書館運営の充実」についてです。
 図書館は、「地域の知の拠点」として、図書、記録、資料などの収集、保存に努め、市民が必要とする知識や情報を提供するとともに、多彩なイベントにより幅広い世代に対応した読書普及活動を展開してまいります。
 また「いわみざわの子ども読書プラン」に基づき、ブックトーク、どくしょノートの活用など、引き続き子どもたちが本に触れる機会を広げます。さらに、11月に学校図書館とシステムを統合することにより、子どもたちが市立図書館の蔵書を学校図書館で借りられる仕組みを整備してまいります。
 また、ボランティアの育成と合わせて、すべての赤ちゃんに絵本を贈るブックスタート事業の充実に努めてまいります。
 

IV 子ども・子育て支援の推進

 次に「子ども・子育て支援の推進」についてです。
 
1 子ども・子育て支援の充実
 1点目は、「子ども・子育て支援の充実」についてです。
 子どもたちが健やかに成長し、楽しく子育てができるまちを目指して、「岩見沢市子ども・子育てプラン」に基いた、様々な取り組みを進めてまいります。
 こども・子育てひろば「えみふる」において、子育て支援センターや親子ひろばひなたっ子、幼児ことばの教室、あそびの広場、保健センターの各機関が連携して支援の充実に努めるとともに、一時預かりや病児・病後児保育事業など多様な保育を実施し、引き続き、第2子、第3子保育料を無料とするなど、「このまちで、子どもを産み、育てたい」という思いに応える環境づくりに取り組んでまいります。
 また、4月に開園する「栗沢認定こども園」では、地域との交流を活かすなど、新しい幼児教育と保育を進めてまいります。
 さらに、日常的に医療的なケアを必要とする子どもたちが、安心して保育や教育を受けることができるよう、こども園や学校に看護師を配置し、全ての子どもがともに成長できる環境づくりに取り組んでまいります。
 
2 子育て相談体制の充実
 2点目は、「子育て相談体制の充実」についてです。
 誰もが、いつでも気軽に相談や支援が受けられるよう、子育て支援センターなど「えみふる」の各機関が連携し、教育支援センター、児童相談所のほか関係団体と協力して、子育て相談体制の充実を図ってまいります。
 また、特別な支援を必要とする子どもたちのため、子ども発達支援センターを中心に安心して子育てができる環境づくりに取り組んでまいります。
 
3 放課後児童クラブの充実
 3点目は、「放課後児童クラブの充実」についてです。
 子どもたちに遊びと生活の場を提供する児童館を運営するほか、留守家庭児童のため、放課後児童クラブを運営し、様々な体験活動や子どもの居場所づくりを通して、子どもの成長を支え、子育てを支援してまいります。  
 また、平成30年度に対象学年を6年生まで拡大するため、学校施設を活用したクラブ室の整備等、準備を進めてまいります。
 
4 青少年健全育成の充実
 4点目は、「青少年健全育成の充実」についてです。
 岩見沢市地域子ども会育成会連合会などの関係団体と連携し、さまざまな体験事業などに取り組むとともに、青少年センターを中心に、学校・家庭・地域の協力を得ながら、街頭補導や有害環境の改善に努めてまいります。
 また、SNS等インターネットの利用について、子どもたちが自ら考え、正しく行動できるよう、学校や家庭と協力して、情報モラル教育やメディアリテラシーの向上に取り組んでまいります。
 

V おわりに

 教育は人を幸せにする営みです。
 「岩見沢で子育てがしたい」「岩見沢で学びたい」「岩見沢に住みたい」と誰もが思え、コミュニティの形成にも貢献する教育施策の推進に努めてまいります。
 議員の皆さま、市民の皆さまのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 
 
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