情報発信元国保医療助成課
最終更新日 2018年03月26日
ページID1500201
最近よく耳にするようになった「メタボリックシンドローム」
これは、肥満などにともない高血圧症や高脂血症、糖尿病などの「生活習慣病」が併発してしまう症状を言います。
この症状が重症化すると脳卒中や心筋梗塞に陥りやすくなり、最悪の場合、命を落としてしまうのです。メタボリックシンドロームの診断基準にあてはまる人は、そうでない人に比べ、心筋梗塞と脳卒中が起きる可能性が高いとされています。
ウエストが男性85cm以上、女性90cm以上の人で、
の3つのうち2つ以上が該当する場合をメタボリックシンドロームであるとしています。
このように、内臓脂肪型肥満によって、病気が引き起こされやすくなった状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。内臓に脂肪が溜まりますと、インスリンの効きが悪くなったり、その内臓脂肪から動脈硬化を起こす物質が出ていたりということが分かってきました 。
メタボリックシンドロームの基準値を超えると、その先に待っているのが生活習慣病です。その生活習慣病の一歩手前ということで、“気を付けなければならない”という警告の意味を持つ、新しい概念なのです。
メタボリックシンドロームを回避するためには、日々の生活習慣が大きく関与しています。バランスの良い食事・運動を心がけ、常に自分の健康状態を知っておくことが「メタボリックシンドローム」にならない近道です。病気にかかった後の治療よりも病気にならないための予防が大切です。
問合せ先